4月15日(土)トレーナー向け勉強会 第1回筋膜と解剖「呼吸と背骨のムーブメント」を開催しました
スタジオインナーワークスでは、この春4月から新しい取り組みとして、ピラティス・ヨガなどのトレーナー向けの勉強会を開催しました。
勉強会開催にあたって
トレーナーとして仕事をしているが、動く以前に身体がどういう状態にあるべきか、身体の根本の動きとはどういうものか、などを筋肉だけではなく筋膜中心の視点でお伝えしていくものです。
資格を取得し数年、レッスンをこなして一生懸命仕事をしていたものの、レッスンで時折訪れどうしたらいい?という出来事にはっきりとした答えが分からず、その中で迷いながら辿り着いた恩師Marie Joseの世界。筋膜の観点からの動きはほんの小さな動きでも身体にものすごい変化を与えてくれ、それが衝撃で分からない何かを追い続けてきました。まだまだ筋膜については深すぎて分からないことが沢山ありますが、Marie Joseに出会って5年の歳月をかけて身体や頭に落とし込んだ知識や感覚をトレーナー仲間にシェアできたらと思っていました。
またセッションだけでは体系付けて筋膜の話をすることも時間的に難しく、「もっと解剖を勉強したい」「勉強会を開催してほしい」とのご要望をいただき、今回のトレーナー勉強会開催の運びになりました。
筋膜について:Tomoko
勉強会の前半は、筋膜について。
ピラティスやヨガを指導する上で、エクササイズをする前に身体がどのような状態になっているのがいいか?まずは身体の中になるネットワーク、筋膜について解説しました。
結合組織についてや筋膜の構成、筋膜の性質や特性を、動画を交えてとアリゾナでの2度のして体感どのような身体の状態が動きの質を変えるかなど。
さらに筋膜と呼吸の関連、骨や筋肉がどうあるべきか、身体の持っているコアのシステムが呼吸とどのように関係しているか?など、Marie-Joseのコアインテリジェンスで学んだことをベースにお話しました。
筋膜について詳細を学ぶのが初めてだった方にはいろんな点で衝撃?もあったようでしたが、その場その場で多くの質問をいただき、参加者の方の筋膜についての熱い興味を感じました。
呼吸と背骨のワーク:Kiyomi
勉強会の後半は、前半の講義の内容を自分の身体で感じていただく時間。
思ったとおりに動きができてさらに頭と身体がつながったり、微妙に感じにくかったことも自分の身体との対話と呼吸で新しい身体に変わっていきます。
筋膜のワークはささやかな動きの中で、身体の神経システムが新しい回路につながって大きく変化することです。そのためどんな身体の状態の方でも、無理なく取り入れることができます。ピラティスやヨガなどどんな動きの前にもちょっとした下ごしらえをすると、素材のよさが引き立つような料理に変わるようなそんなワーク。
動きが少ない分、その変化の大きさにびっくりされた方も多かったです。
まずは胸とお腹の呼吸を感じてみます。
座って横隔膜を感じて呼吸してみます
ペアワークで背骨の動きを感じてみます
背中にある手に意識をむけて呼吸
骨盤底筋を感じながら呼吸
背骨の伸びを感じるワーク。タイミングが重要。
四つばいで呼吸を感じて動いてみる
トレーナー勉強会にご参加いただいたみなさんと集合写真。ですが、先に帰られた方が写っていなくてごめんなさい。気づくのが遅くなってしまいましたが、次回はぜひ全員で。
終わりに
今回初めての勉強会で、内容や話やワークなど内容も盛りだくさんだったため時間が足りず少しおしてしまいました。今回のことでまだ工夫や改善が必要だと思うこともまだ沢山あります。さらに知識や指導以外についても再学習して、次回の開催では今回よりもスムーズに開催できるようにみなさんをお迎えしたいと思います。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回のトレーナー勉強会は、6/17(土) に股関節のムーブメントをテーマにして行います。
詳細が決まり次第、またブログやFacebookでお知らせします。今回都合が合わなかった方も、次回のアナウンスまで少しお待ちくださいね。
「第1回トレーナー向け勉強会 呼吸と背骨のムーブメント 参加者の声」はこちらをご覧ください
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