6月17日(土)トレーナー向け勉強会 第2回 筋膜と解剖「呼吸と股関節のムーブメント」を開催しました
スタジオインナーワークスでは、4月からピラティス・ヨガなどのトレーナー向けの勉強会を開催しています。今回はその第2回目。
勉強会開催の目的
トレーナー・インストラクターとして仕事をしているが、動く以前に身体がどういう状態にあるべきか、身体の根本の動きとはどういうものか、などを筋肉だけではなく筋膜中心の視点でお伝えしていくものです。
ピラティス・ヨガ・ジャイロトニックなどの通常の養成コースでは、呼吸や動き、骨格筋についての解剖学は学びますが、神経・筋膜系のシステムの詳細な話はそれほどされません。
資格を取得した後、筋膜と動きにについてさらに学んでいった中で私たちが恩師Marie-Joseから受けた新たな発見や感覚は、エクササイズをする前の動ける身体に変えるという意味でとても斬新なアプローチでした。
またそのアプローチをすることで、からだはより健やかに動きやすい状態に変えてくれ、無理やり筋肉を使った動きをすることなく、筋膜を整えることによって何歳になっても楽に動ける身体を作るということができます。
でレッスンをこなして一生懸命仕事をしていたものの、レッスンで時折訪れどうしたらいい?という出来事にはっきりとした答えまだまだ筋膜については奥が深すぎて、説明もまだまだおぼつきませんが、今まで11年間ピラティスに触れ、また新たに身体や頭に落とし込んだ知識や感覚をトレーナー仲間にシェアしたいという想いで開催しています。
ここで学んで経験でレッスンやセッションを提供する際に、よりお客様の身体を変えていくお手伝いができればと思っています。
呼吸と背骨のワークの復習:Kiyomi
勉強会の前半は、前回の勉強会の内容の復習と、解説をして背骨の基本の動きの確認。
今回初めて参加の方もみえたので、ざっくりと前回の動きを体験して、その動きがどういう意味をもつのか、筋膜システムが身体に及ぼす影響を体感し、頭でも理解をしていきます。
筋膜のワークはささやかな動きの中で、身体の神経システムが新しい回路につながって大きく変化することです。そのためどんな身体の状態の方でも、無理なく取り入れることができます。ピラティスやヨガなどどんな動きの前にもちょっとした下ごしらえをすると、素材のよさが引き立つような料理に変わるようなそんなワーク。
まずは前回の背骨の呼吸の復習から。胸とお腹の呼吸を感じてみます。
今回から参加の方にボディになってもらって感覚を体験してもらいます。
筋膜について:Tomoko
後半は、筋膜についてのおはなし。
筋膜とはどういうものか?。
前回の復習で結合組織、筋膜の構成、筋膜の性質や特性を。
また先日の研修で学んだ神経と筋膜との関わりなどをお伝えしました。
今回のテーマである股間節と呼吸の関わり、大腿骨と骨盤の動きが呼吸とどのように関連しているか、Marie-Joseのコアインテリジェンスで学んだことをベースにお話しました。
股関節はコアの筋肉を働かせるための重要な土台になっており、ほんの少しの調整で動きが全く変わります。股間節のいい状態でエクササイズのワークを始めるとその後のエクササイズの質が全く変わります。
ピラティス・ヨガ以外でもこのワークをしていくことで身体の可能性をもっと引き出していただけると感じていただけました。
終わりに
今回の勉強会では、前回の復習をすることでつながりを感じていただくことができました。また次回は今回の股間節とのつながりの多い足関節をテーマに行います。次回もみなさんに納得していただける勉強会を開催したいと思います。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
次回のトレーナー勉強会は、9/9(土) に足関節のムーブメントをテーマにして行います。骨盤・股関節とも密接な関係のある足関節。仙骨と距骨、骨盤庭筋と足裏筋膜の関わりについてワークとお話をします。
詳細が決まり次第、またブログやFacebookでお知らせします。今回都合が合わなかった方も、次回のアナウンスまで少しお待ちくださいね。
「第2回トレーナー向け勉強会 呼吸と股関節のムーブメント 参加者の声」はこちらをご覧ください
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